出鼻をくじかれた(^^;;

さて、ブログを再開して1週間。なんと娘と同時にインフルエンザ発症…。この1週間、完全に引きこもっておりました(^^;; というわけで、たいしたネタがない(^^;;

 

こんな時はあれですね。改めて念頭所感というか、今年やりたい事、今年だけじゃなく今後やっていきたい事についてツラツラ書いてみようと思います。お付き合い下さい。1枚目の写真は、インフル2日目に地元で開催されたどんどや(どんど焼き)。参加できませんでしたけど。音だけ聞こえてきたので、竹の弾ける爆発音を布団の中から楽しみました。

 

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なんとなくお祭り騒ぎになりそうな今年。オリパラ盛り上がってない、とか言われながらも、ラグビーW杯であれだけ盛り上がれる国ですから。かくいう私は学生時代からラグビー好きなので、ちゃっかり満喫しましたけど(^-^)v オリンピック・パラリンピックですよ!?始まればそれなりに盛り上がるはず。死人が出ない事だけは心から願ってますが。暑いんで。

 

オリパラといえば、私は接点ないですが、私の母は、パラリンピックの通訳ボランティアを4大会にも渡って勤めた功労者。50年前の東京パラリンピックが彼女の人生の原点だったと言っても過言ではない人物です。既に後期高齢者となっている母ですが、女性建築士として障害のある方の住宅を専門に設計してきた半生でした。最近はよくメディアにも登場し、50年前のボランティア仲間たちと、「パラ選手を自宅に呼ぼう 〜お茶プロジェクト〜」なる活動を繰り広げています。自分が若い時に海外から来た選手たちと仲良くなった事で得た楽しさを今大会でも若い人たちにも是非味わってもらうと同時に、海外から来た選手たちに日本のおもてなしを楽しんで頂けたら、というのが本来の目的です。が、裏目的としては、パラ選手を呼ぶ事で自分の家のバリアフリーチェックをする意味もあるそうで。車椅子で通れるのか、視覚障害聴覚障害の方が来れる家なのか、それはひいては、自分たちのリスク回避にも繋がります。ご興味のある方は、ご連絡くださいませ。

 

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書く事ない、とか言って、まだ序盤だ(笑)

オリパラはオリパラで、やると決まったからには成功して欲しいです。ほんとは、「農業女子的おもてなし」ってヤツもやりたかったし、ちょっとぐらいはやるかもですが、全国各地にいる仲間たちと事を進めようとするとなかなか大変で…。照準を2025大阪万博に延ばしてゆるゆる進めていければと思ってます。因みにこんなの↓。せっかくなら東京とか大阪だけじゃなく、自然豊かな日本のSATOYAMAも楽しんで頂こうという企画で、グランピングだとイメージがちょっと違うので、暮らし体験とか、そんな感じで考えてます。農業女子プロジェクトのメンバーでチームはできてるんですけどね。色々とハードルがありまして。

 

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で、ここから本題笑笑。

私が今年やりたいのは、頂きものの産業廃棄物(と言っても新古品)の太陽光パネルで、電気自動車の充電と農産物の乾燥(ドライフルーツなど)ができるようにすること!もうね、欲張らないで、それだけやります。

 

フィリピンや口永良部島での火山噴火。オーストラリアの森林火災。阪神淡路大震災から25年が経った今日。観測史上初の震度7を記録したあの地震から、東日本、熊本、北海道など各所で発生している大地震、そして今後も東海トラフだけでなくいつどこで大規模な地震が起きるか分からない昨今。身を守る努力と、何か起きた時になるべく平常心と平常な状態を保てる備えをしておくしか方法はない!と少なくとも私は思っている訳です。

 

コメ農家のレジリエンシーはそれなりに高い。保存が効く穀物なので。でもそれだけじゃ不安なので、旬の野菜や果物をドライフードにしておけば、普段は販売して、いざという時は非常食にできる。しかも自家発電でそれをしておけば、いざという時は、その電気で充電や走行ができる。そーいう訳です。今年の一歩は小さいものかもしれない。でも、その一歩からしか始まらない。正確に言えば、最初の一歩は去年踏み出したんです。トラクターの燃料を化石燃料から植物由来の燃料に変えた。でも、それってどちらかと言えば地球温暖化防止としての意味合いが強かったので、我が家の「最強レジリエンシー」に向けた取り組みは2020年が元年です。熊本地震からもうすぐ4年。あの経験を元に色々試行錯誤してきた事を、いよいよカタチにしていきます。資金力ないので一気にはいけませんが、徐々に進めていきますので、こちらのブログでも紹介していきますね。

 

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進化していくO2Farmの今後をどうぞお楽しみに!!

 

ブログ再開

O2Farmの大津えりです。

長らくお休みしていた(サボっていた)ブログを再開するのが今年の目標。週一ペースを保てるよう、努力したいと思います。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

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今年のお正月は、大晦日に麻雀を覚えた息子たちが父親相手に「もう一回!」「もう一回!」と勝負を挑み、我が家は雀荘と化しておりました(笑)夫にとっては「いつか息子たちと4人で麻雀がしたい」と言っていた夢が叶ったお正月でもありました。

 

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息子たちばかりではありません。4歳の娘まで「シャーペー」などと呟きはじめ、末恐ろしいです(^^;;

 

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もちろん麻雀ばかりやっていた訳ではありません。築130年の古民家で迎えるにふさわしく、お雑煮や御節をつくり、また凧揚げや初釜もして、ザ・日本のお正月、を過ごしました。

 

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本年が皆様にとりまして実り多き年となります事をお祈りしております。私たちも、2年連続で不作でしたので、ことしこそは!

草取りの季節が始まりました

☆英語ができなさすぎて、これは英語圏に住むしか方法がない、と安直に考えた中学時代の私は、奨学金などもらえるはずのない成績だったので、両親を拝み倒して高校1年生の時に1年間イギリスの学校に留学した。未成年だった私の身元引受け人になって下さったのが喜谷昌代さん。

1年経って英語は喋れるようになったけど、遊びに余念がなく、ロクに挨拶にも伺わなかったおバカ高校生の私を温かく見守って下さった喜谷さんが天国に召されてしまいました。

いま私が国内外から来るいろんな若者を受け入れたり見守り役になったりしているのは、自分自身が受けた恩を次の世代に返していこうと思っているから。喜谷さんのご冥福をお祈りすると共に、彼女が代表をされていた「重い病気を持つ子どもと家族を支える財団」のご発展を祈ります。

また、50年前の東京パラリンピックにも語学奉仕団として関わられた喜谷さん。来年の東京オリパラが単なるお祭りで終わらず、国籍の違いや障がいの有無に関わらず、地球市民として持続可能な社会を目指していく事が内外に示せるイベントになる事を、願って止みません。特に何かできるわけじゃないけど。

 

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☆さてと。草取りの日々が始まりました。夫と並んで草を取っていくのは、肉体的にはタイヘンだけどそれはそれで幸せな時間。しばらく続き続きます。

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☆今日は国の研究機関である農研機構の研究者さんお2人がやって来て、生態系調査をして下さりました。ペットボトルを使ったトラップを田んぼに仕掛けて、明日引き上げます。調査の正式名称が「ガサガサ」と言う生き物調査もやりましたが、無農薬栽培の田んぼに見られるという指標生物が早速見つかりました。面白いです。

明日も調査の続きです。調査が終わった後、草取りの手伝いまでしてくれました!有難すぎ〜

 

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☆思いついたこと。敢えて写真なしでの投げかけ。農業が守る環境や里山二次的自然についての長文です。ご興味のある方だけ。

農業=環境を守ってる、とは言い切れない。
むしろ世界的に見れば、農業は環境破壊をしているとも言われる。でも農薬を使わなければ良い、なんて簡単に言えはしない。草取り、本当に大変だから。

でもネオニコチノイドを含め、農薬が身体や環境に良いはずもない。そして安くもない。だから農家だってすごく使いたくて使ってる訳でもない。

そんな中、苦労を覚悟して農薬を減らしたり使わなかったりすると、生物多様性はグッと増える。自然界としては当たり前の事なんだろう。そしてその生物多様性こそ、今後の人類や地球を救う鍵だと言われている。言い方を変えると、多様性が減れば、それだけ破滅に近づく。温暖化や自然災害を含む急激な変化に耐えられなくなるから。

とすれば、だ。コンクリート化された都会にはない豊かな生物多様性を育んでいる農家や農村は、言うなれば「アンペイドワーク」をしてるんじゃないだろうか。主婦のアンペイドワークに近い感じ。主婦という言葉に語弊があったらごめんなさい。アンペイドワークをやってる当人は、なんか割に合わないなぁ、とか、自分のやってる事が正当な評価を受けてないよなぁ、っていう不満がどこかにあるのが現代社会。農産物の場合、有機農産物が割高だとは言え、農薬を使わない事で生じる労力に見合った価格では決してない。でもこれ以上上げたら買ってもらえない、届けたい、食べてもらいたい子供のいる世帯やアレルギーを含む病気の人などに届かない、というジレンマの中でギリギリの価格にしているのが一般的だと思う。

でも、日本という国の国土を守り、地球にとって重要な生物多様性を維持したければ、アンペイドワークはペイドワークにしないと、将来的には続ける人がいなくなるな〜、でもペイドワークにしちゃえばむしろ積極的にやりたい人も増えるんじゃないかな〜。なんて。国土護衛隊みたいな。でも書いてたら、結局は税金投入とかの話になるのか、と思うと、なんか興ざめしてきた(笑)いやまて。健康保険とか生命保険に結構な金額を支払ってるんだとして、里山とか里地と言われる農村地帯を維持していくのは、健康保険や生命保険と同じかそれ以上の意味があるように思うのだけど、どうだろうか。農家の後継者は数が減ってるから周りの農地も集まってきていて、1軒あたりの規模が拡大している。だから作るのも売るのも手間のかかる有機農業はなかなかやりにくいかもしれない。やっぱり国策として有機農業を本気で推進しないと、生物多様性なんて守っていけないんじゃないのかな〜。

投げかけておきながら、コメントをもらっても返せない可能性ありですが、草取りで身体がギシギシ言ってるので、息子たちを野球に送り出した後、思わずベッドに寝っ転がって思いついた事を書いてみた土曜日の朝。今日も草取り頑張りまーす。

 

 

アメリカから友人一家が訪ねて来てくれた。日本語を話さない子供たちと、虫捕りや牛のエサやりでなんとなくコミュニケーションを取っている姿が嬉しい。思い切り走ったり虫や動物をみたりできる自然の中や農場だと、都会より会話が通じやすい気がする。

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☆草とのエンドレスな戦い…。

無農薬米を育てている田んぼではアイガモやコイが除草し、減農薬の田んぼには田植えして間もなく1度だけ除草剤を使います。が。数年前に田んぼの区画整理工事をした時に混ざったと思われる「クログワイ」という雑草が昨年から大発生してしまい、だからと言って2回目の除草剤を使うわけにもいかず、カンカン照りでも雨でもせっせと毎日取っている次第です。特にストレスはないですが、キリがない。丈夫に産んでくれた母に感謝するばかりです。

 

 

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結婚20周年と農家の生活

今日(5月22日)は20回目の結婚記念日。農家の後継者だとは知ってはいたものの、あまり自覚のないまま結婚しましたが、気づけば就農して17年。この人と結婚したからこそ「農家の嫁」になれたわけで。いっぱい喧嘩もしたし危機もありましたが、幸せだな、と心から思える毎日を過ごせていることに感謝しています。たまたま今日、同志とも言えるアグリガールという団体からビデオレターを頼まれたので、朝から「私もお嫁さんになりたい!」と言い続けている娘とコスプレしてみました(笑)こんな天使を授かった事にも感謝。

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結婚式の時、長野から魚を持って駆けつけて会場で捌いてくれた魚屋さんの友人が、20年経った同じ日にまた魚を持って駆けつけてくれた!山の人間にとっては嬉しすぎるご馳走。南阿蘇に住み始めてからの私たち夫婦を助け続けてくれている友人家族を呼んで、感謝の気持ちを込めた記念日ディナーでした。

そして飛び入りで参加してくれたのは、なんと20年前に4歳だった友人の息子さん。昨日突然「いま阿蘇にいるので明日会いに行っても良いですか」というメッセージが来たので、もちろん!!と即答。一緒に祝ってもらいました。花嫁だった私にピッタリくっついて抱っこされていたチビちゃんが、なんと180センチ超えのビッグな青年となり、鹿児島で仕事をしているというからビックリ。いや〜、嬉しかった♪

そしてもう1つ、嬉しかったのは、念願の電気自動車が届いた事。今年度計画していた発電事業が頓挫してしまい、売電収益から支払うつもりで発注したリーフだけが届く、という切ない状況ではありますが、我が家初の新車!スイートテンダイヤモンドならぬ、スイートトゥエンティカー。宝石にはあまり興味のない嫁なのに、宝石より高くついてしまったね(笑)年内には太陽光発電で充電できるようにするので、脱化石燃料で次の20年、40年も駆け抜けたいと思います。夫はもちろん、両家の両親に、子供たちに、友人たちに、まわりの皆さんに、感謝!!

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☆小さい時からサンタを可愛がってくれている親戚のおじさんおばさんや従兄弟たちと一緒にお誕生日会をしました♪ 何をしてもひっくり返らず、逆子のまま生まれてきたサンタ。その根性で、11歳の目標は全国制覇!頑張ってね。
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☆田舎暮らしの特権。
「シワシワだけど味はいいのよ」
「シワシワだけど甘いばい」
「小さくて売り物にならないから」
と次々と頂いた旬の果物。どれも完熟で美味しすぎ。

因みにこのレベルのシワや大きさなら、ヨーロッパのファーマーズマーケットでは値引きなんてしないで普通に堂々と並んでる。ハワイでもそうだった。日本のスーパーに並んでいる野菜や果物の美しさが世界的に異例な気がするけど、最近は中国とか香港とかシンガポールとかの都会は同じなのかなもしれない。日本の影響だろうな。

夜なべしてイチゴジャムを作りながら、ちょっとだけ残っていたテキーラに完熟イチゴと柑橘果汁を入れて南阿蘇の水の炭酸水で割ったオリジナルカクテルを作ってみた。美味しすぎておかわりしたかったけど、テキーラがもうなかったので、断念して寝ました。

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☆道路から見える田んぼで仕事をしていたら、頑張ってるね〜と近所のおじちゃん、おばちゃんから次々と野菜や玉子を頂いた。このままスーパーに行って売れるんじゃないかと思うくらい、沢山いただいた。菜園には全く手が回っていない今日この頃。助かりすぎますf:id:o2farm:20190610234438j:image

 

 

 

☆アイガモ農法のデメリットは、小屋付近の苗が倒されることと、田んぼから引き上げた後の処遇が難しいこと。アイガモは雛で来るので、まずは1週間ほどハウスの中で育ててから小さめの田んぼで研修(?)をし、それか広い田んぼに移します。

昨日がお引越しで、今日は元気の良いアイガモたちが研修中に踏み倒したところを植え直してます。普通ならトホホ、と嘆くところかもですが、元気の良い我が子たちが家の障子を破ったり壁に落書きしたりしても「元気が1番」と思うしかない状況がかれこれ10年以上も続いているので、母ちゃん的にはどうってことないんです。

1枚植え終わったところで、南阿蘇の天然水でできたスパークリングを飲んで一休み。うん、美味しい♪ 道の駅とかで売ってます。通販もあるらしい。f:id:o2farm:20190610234845j:image

 

 

 

 

アイガモが来ました

☆ようこそ我が家へ!扶養家族が一気に増えましたが、こりゃ娘が喜ぶ!!アイガモの雛は、可愛い。でもその雛たちを世話しようとしている子供たちはもっと可愛い。園児や小学生が巻き込まれる悲痛な事故が相次ぐ日本。オリンピックのチケット販売とかより、やらなきゃいけない事がするんだけどな…

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☆三男・サンタローの所属する熊本大津リトルリーグが全国大会への出場券を手に入れました!そのサンタローは5打数4安打で、そのうち1本はランニングホームラン。母の日のプレゼントにはホームランをよろしくね、って言っておいたら、本当にくれた♪ 7月に石巻で開催されるMLB全国大会に向けて、練習あるのみ。田んぼから長靴で直行して観戦し、終わり次第、田んぼに戻る、というハードスケジュールでしたが、たまたまホームグラウンドでの公式戦と言うことで、観れて良かった!最繁忙期で何も役に立たなかった私たち夫婦を許して下さってるチームメイトの親御さんたちに心から感謝です😭

 

 

☆ウチのお米を使って下さっている麻布十番のお寿司屋さん・鮓職人秦野よしきさんが、お店の移転・リニューアルオープンを前に、スタッフさんを連れて田植えの手伝いに来てくれました。そしてなんと!「やっぱり握らなきゃでしょ」と言い出して、急遽ランチは職人さんによるお寿司。お魚がないので、タマネギやナスを揚げた野菜寿司や、タカナ、昆布の佃煮、畑で採れたニンニクの芽、裏山でとった山椒の葉などを使った地産地消のオリジナル寿司を作って下さいました。う、ま、す、ぎ。これは麻布十番のお店でも出して欲しいぐらい、本当に美味しいお寿司ランチでした。更なるコラボ企画もいろいろ浮かんで、美味しくて楽しい1日でした。秦野さん、荒木さん、ありがとうございました!f:id:o2farm:20190519213931j:imagef:id:o2farm:20190519213935j:image

 

 

☆岡山から来た修学旅行生を8人も受け入れています。まぁ元気の良いこと。田植えして川遊びして牛を見て温泉へ行ってバーベキュー。1晩で2升も炊いたご飯がなくなりました。ウチの息子たちも一緒になって肝試しやコント?をしてましたが、楽しそうで何よりでした。
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GWはゴールデン・ワーク

☆牛の子が生まれた。ほんのちょっとの差で出産には立ち会えなかったけど、生まれたばかりの子牛を母牛が舐めている姿を娘に見せる事ができました。で、ついでに猫の子も生まれて。娘としてはそっちの方がテンション上がったみたい。娘が初めてお産の直後をみた子牛はメスだったので、叔父が「りさ」と名付けました。こりゃ、夫が売らないって言い出すぞ!?(笑)
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☆昼から一仕事して家に帰って来たら、予告もなしにドイツからお客さんが来ていて、流石にビックリした。19歳という若さに免じて許すけど、来る時は直前でも良いので一報入れましょうね、皆さん(笑)兵役が始まる前に日本旅行をしている知人のお孫さん。主にヒッチハイクとキャンプで日本のあちこちを旅して来たんだそうで、3週間に渡る彼の軌跡を地図で説明してくれました。

彼がドイツから持ってきたごく普通の地図には、日本各地の原発が記されていて、福島原発については半径20キロ圏も明記されています。やっぱりそういう目で見られてるよな、と思う反面、逆に明記されていることで、彼なんかは普通に福島市いわき市には足を運んでいる。つまり、Fukushimaという名前だけで判断していない、ということ。来年のオリパラに向けてインバウンドに力を入れるなら、むしろしっかりこういう情報を出すべきなんだろうな、と思った次第です。原発とか、南海トラフとか、断層とかの位置情報と共に、何か起きた時の対策が出来ているかどうかを開示するのが大事なのかな、と。f:id:o2farm:20190503205250j:image

 

 

☆ドイツから突如やってきて、朝からギターの弾き語りをしていたこの青年とウチの関係を一口で説明するのは難しい。移住から13年間住んでいた家に、かつて(終戦直後)ヨハナさんというドイツ人の女性が住んでいた。敗戦したドイツからシベリア鉄道で南阿蘇出身の旦那さんの実家へ。心労もあってか若くして亡くなったが、義父をはじめ、集落のお年寄りはしっかり覚えている。その後、日本人の後妻さんをもらったが、ヨハナさんの手紙や写真が丁寧に保管されていた。ヨハナさんにも後妻さんにもお子さんがいなかったので空き家になっていたその家に、ドイツ語が分かる私たちが住むことになったのは、呼びよせられたとしか思えない。

まだ子供がいなかった頃、仕事でドイツに行ったついでに、手紙の消印を頼りに親戚探しをした。そして奇跡的にヨハナさんの甥っ子さんを見つけた。その甥っ子さんの、お孫さん。はぁ〜、やっと書き終わった。だいぶ端折ったけど、この長さ。奇跡的な繋がりを持つティーンエイジャーなんです。f:id:o2farm:20190503205330j:image

 

 

 

☆平成最後の日はこの人たちと過ごしました。19歳のドイツ人が去り、16歳の青年が都内から急遽ボランティアに来てくれることになって、その彼に豚汁の作り方を教えてくれた20代女子と、その彼女を見守ってくれるお姉様。あ〜本当に有り難い。色々あったけど、幸せな30余年でした。変化せざるを得ない令和では、私たち世代が時代や技術に見合った社会を作っていかなきゃですね。頑張りましょう。
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元号が変わった日は、夫の誕生日🎂日本中で祝って頂いて有り難い(笑)娘はいそいそと花を摘み、ケーキづくりと飾り付け。娘からのチューが何よりの誕生日プレゼントってことで。f:id:o2farm:20190503205612j:image