GWはゴールデン・ワーク

☆牛の子が生まれた。ほんのちょっとの差で出産には立ち会えなかったけど、生まれたばかりの子牛を母牛が舐めている姿を娘に見せる事ができました。で、ついでに猫の子も生まれて。娘としてはそっちの方がテンション上がったみたい。娘が初めてお産の直後をみた子牛はメスだったので、叔父が「りさ」と名付けました。こりゃ、夫が売らないって言い出すぞ!?(笑)
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☆昼から一仕事して家に帰って来たら、予告もなしにドイツからお客さんが来ていて、流石にビックリした。19歳という若さに免じて許すけど、来る時は直前でも良いので一報入れましょうね、皆さん(笑)兵役が始まる前に日本旅行をしている知人のお孫さん。主にヒッチハイクとキャンプで日本のあちこちを旅して来たんだそうで、3週間に渡る彼の軌跡を地図で説明してくれました。

彼がドイツから持ってきたごく普通の地図には、日本各地の原発が記されていて、福島原発については半径20キロ圏も明記されています。やっぱりそういう目で見られてるよな、と思う反面、逆に明記されていることで、彼なんかは普通に福島市いわき市には足を運んでいる。つまり、Fukushimaという名前だけで判断していない、ということ。来年のオリパラに向けてインバウンドに力を入れるなら、むしろしっかりこういう情報を出すべきなんだろうな、と思った次第です。原発とか、南海トラフとか、断層とかの位置情報と共に、何か起きた時の対策が出来ているかどうかを開示するのが大事なのかな、と。f:id:o2farm:20190503205250j:image

 

 

☆ドイツから突如やってきて、朝からギターの弾き語りをしていたこの青年とウチの関係を一口で説明するのは難しい。移住から13年間住んでいた家に、かつて(終戦直後)ヨハナさんというドイツ人の女性が住んでいた。敗戦したドイツからシベリア鉄道で南阿蘇出身の旦那さんの実家へ。心労もあってか若くして亡くなったが、義父をはじめ、集落のお年寄りはしっかり覚えている。その後、日本人の後妻さんをもらったが、ヨハナさんの手紙や写真が丁寧に保管されていた。ヨハナさんにも後妻さんにもお子さんがいなかったので空き家になっていたその家に、ドイツ語が分かる私たちが住むことになったのは、呼びよせられたとしか思えない。

まだ子供がいなかった頃、仕事でドイツに行ったついでに、手紙の消印を頼りに親戚探しをした。そして奇跡的にヨハナさんの甥っ子さんを見つけた。その甥っ子さんの、お孫さん。はぁ〜、やっと書き終わった。だいぶ端折ったけど、この長さ。奇跡的な繋がりを持つティーンエイジャーなんです。f:id:o2farm:20190503205330j:image

 

 

 

☆平成最後の日はこの人たちと過ごしました。19歳のドイツ人が去り、16歳の青年が都内から急遽ボランティアに来てくれることになって、その彼に豚汁の作り方を教えてくれた20代女子と、その彼女を見守ってくれるお姉様。あ〜本当に有り難い。色々あったけど、幸せな30余年でした。変化せざるを得ない令和では、私たち世代が時代や技術に見合った社会を作っていかなきゃですね。頑張りましょう。
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元号が変わった日は、夫の誕生日🎂日本中で祝って頂いて有り難い(笑)娘はいそいそと花を摘み、ケーキづくりと飾り付け。娘からのチューが何よりの誕生日プレゼントってことで。f:id:o2farm:20190503205612j:image